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後部尿道ステント “メモカス028” (pnnメディカル社)

BPH(前立腺肥大症)による尿閉や排尿障害を短時間で改善する低侵襲的保存療法,メモカスは排尿障害を訴えるBPH患者に対して、シースに取付けられた形状記憶合金製ステントを尿道粘膜麻酔下で超音波またはX線ガイド下で前立腺部尿道へ留置するものです。
メモカス028は材質を形状記憶合金にすることにより、括約筋上部から膀胱頸部の前立腺内部に留置することが可能になり、刺激症状や異物の付着を軽減するようにと開発されたものです。


特徴

  • 外来治療の一環として行なえます
  • Q0L(生活の質)が向上します
  • 留置直後から自排尿が可能になります
  • 長期留置が可能です
  • 尿失禁を防止します
  • 容易に抜去できます
  • 感染の危険が減少します
  • 患者証明カードが同封されています

ステントサイズ

サイズ 30,35,40,45,50,60,70,80mm
後部尿道ステント(メモカス028)には、一般タイプと太径タイプが有ります。一般タイプ(028T)のボディの長さは30〜70oまで10o間隔で次の5種類があります、またボディの外径は全サイズとも 21Fr、拡張部は 34Frとなります。
太径タイプ(028TW)のボディの長さは30〜80oまで10o間隔(一部5o間隔)8種類があります、またボディの外径は全サイズとも 24Fr、拡張部は 44Frとなります。

硬性鏡用


軟性鏡用


保険適用 (承認番号:22700BZX00339000)

メモカスは特定保険医療材料の持続的注入・排液・排気用導管(体内留置)として認められています。また本品を用いた手術手技は尿道ステント前立腺部尿道拡張術に準じて算定できます。

適用

  • 高齢で手術に適した予備能力や体力がなく、様々な全身性合併症を有する症例
  • 家族又は患者自身が手術を拒否する場合
  • 経尿道的前立腺切除術を施行するまでの待機期間中でカテーテルを留置している症例
  • 神経因性膀胱をきたしている症例
  • 脳循環障害などにより、経尿道的前立腺切除術を行なっても排尿状態の改善が期待できないおそれのある症例

*EOG滅菌済み

*本品はディスポーザブル製品であり、1患者1回限りの使用とし絶対に再使用はしないで下さい。

*本品の使用にあたっては、取扱説明書を十分お読み下さい。

メモカス留置前後X線写真

メモカス留置する為、左図の様なUCGRを行ないます。前立腺肥大症により後部尿道が狭くなっているのが見られます。狭くなった後部尿道にメモカスを留置したのが右図です。詳しい留置方法につきましては下記使用方法をご覧下さい。

メモカスの詳しい留置方法のご説明はこちら (PDF:402KB) からご覧ください。

メモカス取扱い説明はこちらから

メモカス留置前

Before After

メモカス留置後


メモカスの抜去について

メモカスの抜去について知りたい方はこちら (PDF:178KB) からご覧ください。


Pnn社使用方法

Pnn社の使用方法(ビデオ)はこちらまで。


患者様へ

メモカスを詳しく知りたい患者様はこちら (PDF:119KB) からご覧ください。

患者様へのご説明はこちらから


カタログ・資料

メモカス・カタログを見たい方はこちら(PDF3,、219KB)からご覧ください

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